用語辞典

Conference of the Parties(COP)

Conference of the Parties(COP)

Conference of the Parties(COP)

Conference of the Parties(COP)は、締約国会議の略称です。定期的に開催される国際会議であり、意思決定機関でもあります。COPには、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)、砂漠化対処条約(UNCCD)、生物多様性(CBD)などが存在し、地球環境を取りまくあらゆる問題に対処しています。
一般的に多く耳にするのは国連気候変動枠組条約(UNFCCC)のCOP※であり、この枠組みは、地球温暖化の対策を協議し、国際的な取り決めを行うために設立されました。
※以降のCOPは国連気候変動枠組条約のことを指します。
COPは、地球温暖化の影響を緩和し、適応するための国際的な枠組みを検討し、合意します。温室効果ガスの削減目標や対策、気候変動への適応策などが含まれます。
広く知られている京都議定書やパリ協定も、COPで採択されたものです。これらの施策の成果はCOPで評価・精査され、新たな取り決めや手続きの策定が行われています。
COPは、地球温暖化に対する国際的な取り組みを推進し、気候変動に対する意識を高める上で重要な役割を果たしています。しかし、協議の進行や合意の達成にはさまざまな課題があります。加盟国間の利害の相違や責任の問題、技術や資金の不足などがその一例です。
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Equally beautiful編集部
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