![2025年に衣服の廃棄を禁止するEU。ファッション業界は生まれ変われるのか。](https://cdn.clipkit.co/tenants/1012/item_images/images/000/004/387/large/c856b1f1-df59-479c-a5f3-023679039f29.jpg?1706496318)
2025年に衣服の廃棄を禁止するEU。ファッション業界は生まれ変われるのか。
衣服の大量生産・大量消費する「ファストファッション」の台頭により、1着あたりの所有時間は劇的に減少した。所有期間が半減したというデータも出ているほどだ。しかし、「ファストファッション」は衣料の廃棄問題を明るみにした一つのきっかけに過ぎず、ファッション業界は常に廃棄の問題を抱えていた。英国の高級ブランドであるバーバーリーが2017年に42憶円相当の商品(新品)を焼却処分したというニュースは、記憶に新しいところである。とはいえ、この件はバーバーリーが矢面に立たされたに過ぎず、またファストファッションの登場以前から、“衣料の大量廃棄”はファッション業界の問題として根付いていた