環境責任を果たすことによって受け継がれるレガシー
道徳にかなった転換を後押し
創業以来、ディオールは責任と持続可能性の問題に関心を寄せてきた。それは、フランスの歴史的・創造的・伝統的なメゾンにとって重要な事柄だからだ。
メゾン ディオールは美しさのみをフットプリント（足跡）として残すべく、メゾンを形作ってきた価値観と活動を#BEAUTY AS A LEGACYのイニシアチブを通して共有。さらには生物多様性に好影響を与える原料調達、スキンケア製品における高性能な自然由来成分の安全性、持続可能なラグジュアリーのためのエコデザインなどを通じて、社会的・文化的責任を果たすとしている。
まず、女性の社会的活動について。かのクリスチャン・ディオールが、創造の中心に女性を据える先駆者となったのは1947年。それから70年の時を経た今、パルファン・クリスチャン・ディオールは、勇気と自己肯定感を持つ女性を称賛する#DIORSTANDSWITHWOMEN や#DIORCHINUPキャンペーンを通じて、誇り高きフェミニニティーを支持。これらのキャンペーンは女性アーティストの援助プロジェクトも兼ね、自由に作品制作を行う特別展を開催するなど活動の場を提供している。
そして、造園と生物多様性に精通し、フランスを継承するメゾン ディオールは、庭園の文化的価値を守っている。近年、グランヴィルのレ リュンブ邸や南仏ラ コル ノワール城、フランスの遺産ともいえるチュイルリー公園の花壇「ラ プティ プロヴァンス」や、ヴェルサイユ宮殿の王妃の愛した庭園の修復を支援してきた。2006年以降は、女性の花農園主とのパートナーシップを通してグラース地域の活性化に携わっている。
クリスチャン・ディオールの自然保護と花々への愛情を受け継ぐ、メゾン ディオールは、原材料となる植物の育つ環境を整えることにも尽力。ディオール ガーデンと類まれな世界的ネットワーク、及び栽培するコミュニティの発展と活力に積極的に関わっている。ディオール ガーデンは、ブランドの香水 、スキンケア、メイクアップに配合 される特徴的な原材料の唯一 の供 給源。その 大部 分は、生物多様性に与える好影響を拡大するため、有機農法を採用 し、 徐々に再生農業の原則に移行しているという。
また、1995年以来、パルファン・クリスチャン・ディオールは、毎日使用される化粧品において、 消費 者の安全に疑問を感じる成分の使用 を排除 するために必要な 措置 を講じてきた。すべての製品は厳しい 国際法 を尊重し、 内部 開発 基準 及び製品の品質、トレーサビリティ、安全性に対する厳しい要件を満たしているのだ。
それから、現代 と未来を 語る上で外 せないエコへの取り組みについて。エコデザインはメゾン
にとって重要な課題であ るとし、リデュース（削減 ）、リユース（再利用 ）、リサイクル（再生利用）という3Rの好 循環と両立で きるラグジュアリー体験を提供するため、このアプローチに改めて 注力。エコデザイン ポリシーの一環として、メゾンを象徴 する製品を詰め替え可能な形で提供、さらに90％ 以 上が再生素材を 使用 した ギフト パッケージへと移換 することで環境保全への取り組むことを発表している
にとって重要な課題であ るとし、リデュース（削減 ）、リユース（再利用 ）、リサイクル（再生利用）という3Rの好 循環と両立で きるラグジュアリー体験を提供するため、このアプローチに改めて 注力。エコデザイン ポリシーの一環として、メゾンを象徴 する製品を詰め替え可能な形で提供、さらに90％ 以 上が再生素材を 使用 した ギフト パッケージへと移換 することで環境保全への取り組むことを発表している
ディオールは、こうした取り組みと希望を、まずユーザーや美容業界と共有することからはじめ、この業界と市場の道徳にかなった転換を後押ししたいと考えている。本当の美しさとは何かを追求し続けたブランドにしかできない、責任ある未来への一歩がまた新しく刻まれていく。
