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2021.06.02

アサヒグループが”地球にも人にも優しい“「麦わらストロー」のプロジェクトに参画

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麦の茎から作る「麦わらストロー」
産地、色合い、太さ、長さなど様々な違いを個性として楽しむ
昨今、地球環境を守る持続可能な社会の実現に向け、個人でも企業でも様々な行動が求められる。なかでもプラスチックストローの大量廃棄は、海洋汚染のショッキングな映像が世界に流れたことにより、象徴的な問題として世界中の関心を集めた。
アサヒグループホールディングスは、2022年度に予定されている「プラスチック資源循環促進法案」施行を前に、代替素材への転換が促進されている社会的情勢も踏まえ、「麦わらストロー」の普及に取り組むことで地域社会との共創による循環経済モデルの構築を目指し、(一社)広域連携事業推進機構※が主催する『ふぞろいのストロープロジェクト』に参画する。
プロジェクト名の「ふぞろいのストロー」とは、プラスチックストロー普及以前に使用されていた麦の茎から作る「麦わらストロー」を、産地、色合い、太さ、長さなど様々な違いを個性として楽しむこと、また全国の農業生産者や民間企業、社会福祉法人、教育機関など、地域や組織の垣根を超えて取り組むプロジェクトの多様性を表す言葉として名付けられた。「麦わらストロー」は、麦わらを丁寧に収穫し、適切な加工をすることで、水分を含まず柔らかくならない使用感の良い飲料用ストローにすることができる。農作物のためふぞろいだがそこに自然な風合いが感じられるというものだ。
『ふぞろいのストロープロジェクト』の活動初年度となる2021年は、全国で「麦わらストロー」1,000万本を製造する目標とし、製造したストローは環境問題についてのワークショップなどで使用するほか、2021年8月を目途に環境問題に積極的な飲食店や企業・団体などに販売を予定。また今後、ECサイトでの販売も検討。将来的には地域が自立して製造・販売できる仕組みを確立させ、地域経済を活性化させる持続可能な事業として展開していく考えだ。
アサヒグループは、これまでの事業活動で培った安全安心なものづくりの技術力や、社外とのネットワークを活かし、「麦わらストロー」の生産拡大・活用促進に向けた情報発信や生産技術開発支援に取り組むとしている。
大手飲料メーカーのアサヒグループが、麦由来のストローを促進することの意義は大きい。環境問題に対する強い発信力となるだろう。今後も“自然の恵み”を享受し事業活動を行う企業として、水や原材料などの環境負荷を低減させ、CO2排出量削減への貢献とともに、革新的な取り組みにより、環境へプラスとなるような循環を生み出すことも目指すという。グループ理念の行動指針の一つとして「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げるブランドとして、これからの展開に注目したい。
※ (一社)広域連携事業推進機構は、全国の農業生産者や民間企業、社会福祉法人、教育機関、非営利団体、行政機関などが参画・後援しており、産業や地域の垣根を越えて連携し、産官学民一体となって、地球と社会の問題解決に貢献することを目的とし2021年4月に設立された団体。 
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