2030年に温室効果ガス(CO2)削減目標を50パーセントに上方修正
チェーン全体で、持続可能な社会の達成に向けて取り組みを推進
ファミリーマートは、環境問題をはじめとする社会課題の解決や持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年から2050年にかけての中長期目標として『ファミマecoビジョン2050』を2020年に策定した。
「温室効果ガス(CO2)排出量の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロス削減」の3つのテーマにおいて中長期的な数値目標を設定し、達成に向けた取り組みを推進する。
本ビジョンの策定当初より、コンビニエンスストア業界としては高い目標となる、温室効果ガス排出量40パーセント削減(2013年対比)を掲げてきたが、2021年4月22日に発表された日本政府の方針にいち早く賛同を表明。2030年の店舗運営における温室効果ガス排出量の削減目標を50パーセントへと大きく引き上げた。
「プラスチック対策」では、2030年に60パーセント、2050年までに100パーセントまで削減を目標とし、リサイクル素材やバイオマス素材といった環境配慮型素材を使用する割合を増やすという。「食品ロス削減」では、店舗の食品廃棄物を2030年に50パーセント、2050年に80パーセント削減に取り組む。
また、物流の分野においてもクリーンディーゼル車の導入やEV配送車等を導入し、さらに太陽光発電による再生可能エネルギーや省エネルギー器機を使用し、チェーン全体で温室効果ガス排出量の削減を推進するという。