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消費行動を“エシカル消費”に変えていく。プロジェクト「TOKYOエシカル」スタート

消費行動を“エシカル消費”に変えていく。プロジェクト「TOKYOエシカル」スタート

消費行動を“エシカル消費”に変えていく。プロジェクト「TOKYOエシカル」スタート

これまで、“ちょっと考えて、ぐっといい未来”をスローガンに、人や社会、環境に配慮した商品やサービスを選択する「エシカル消費」を進めてきた東京都。このほど東京都は新たに、エシカル消費をより多くの都民に広げるべく、公募で賛同した約90のパートナー企業や団体とともに、プロジェクト「TOKYOエシカル」をスタートさせた。本プロジェクトアンバサダーとして、俳優の鈴木福さん、東京大学大学院生の紀野紗良さんが就任しており、情報発信や啓発に一層力を入れている。持続可能な社会の実現に向けた、本プロジェクトの目的や取り組みとは。

約90の民間企業・団体と連携。広がる、エシカル消費への取り組み
私たちは日々、食べ物や生活用品など、さまざまなモノを選び購入し、消費しながら暮らしている。では、購入したものがどのように作られたのか、それを選ぶことで、世の中にどのような影響があるのか、考えたことはあるだろうか。
現在、日常の消費活動の中で価格・品質・安全性などの他に、人や社会、環境に配慮した消費行動であるエシカル(倫理的)消費への関心が高まっている。
「TOKYOエシカル」は、エシカル消費をこれまで以上に多くの都民に広げていくためにスタートしたプロジェクトだ。エシカル消費につながる取り組みを実施している企業・団体とネットワークを構築し、エシカル消費を日常の一部にするための社会的ムーブメントを創出することに加え、実践しやすい環境の整備を目指す。
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現在、青山学院大学やイオンリテール、NTTドコモ、キューピー、セブン&アイ・ホールディングスなど、約90もの民間企業や団体が本プロジェクトのパートナーとして参画している。
例えば、もったいない食品を活かし、資源循環社会を目指す企業である「ロスゼロ」は、食品ロスの側面から、東京都と協力し、積極的な発信や啓発活動に取り組み、食品ロス解決を都民の“自分ごと化”につなげ、エシカル消費への行動変容を促すことに繋げるとしている。
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また小田急電鉄は「小田急グループ カーボンニュートラル2050」を掲げ、事業活動を通じてCO2排出削減や資源循環、自然資源の保全・活用などの環境課題に取り組んでいる。東京都内をはじめとした小田急沿線地域の顧客が、エシカル消費を特別ではなく日常のなかで感じられるよう、環境にやさしい鉄道に関する情報や、グループ各社のカーボンニュートラルや5Rに資する取り組み等を積極的に発信するとともに、社内でもエシカル消費への理解を促していくとしている。
多くの幅広い分野の企業や団体が参画し、「エシカル消費」を日常にするための取り組みや情報発信を推進している「TOKYOエシカル」。
専用サイトでは、「エシカル消費」とは何か、何をすれば良いかなどの情報発信に加えて、パートナー企業・団体の取組紹介や、アンバサダーなどによるエシカル消費紹介、「エシカル消費」に関連した最新ニュースなどを紹介している。ぜひ一度、のぞいてみて欲しい。
writer
Equally beautiful編集部
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