受け継がれる、伝統文化と家族の思い
本物の着物が持つ品格をまとった、永く愛される雛人形
雛飾りには、子供が健やかに育ち、幸せになって欲しいという家族の祈りが込められている。江戸時代には大きな七段飾りも登場したが、近年はライフスタイルに合わせて簡素化。しかし、雛人形が持つ温かみ、子供を大切に思って飾る本質は変わっていないはずだ。
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昨年春、「つると」がヴィンテージきものをアップサイクルしたお雛さま「時を結ぶ、雛飾り」のコレクションを公開し、販売を開始。すると、時を経た着物の、現在では手に入らない気品と上質さ、正絹の普遍的な美しさと縁起の良い文様が素晴らしいと大好評。
確かな伝統技術とデザイナーの色彩感覚で、受け継がれてきた色彩をまといつつモダンさを放つお雛様には、いつまでも眺めていたいを思わす趣が感じられる。そして、コレクションを見た人から、「自分の手持ちの着物からも作れませんか」という声が多く寄せられることに。
そこでこの度、お客さまの着物からお雛さまの衣装を製作すること。当ブランドデザイナーがコーディネートを提案すること。人形職人により一点一点製作すること。この3つを特徴に、持ち込みの着物による雛人形オーダー「雛結衣(ひなゆい)」がスタート。
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着物と、女雛。
![(2398)](https://cdn.clipkit.co/tenants/1012/item_images/images/000/002/398/large/414adf18-8223-42d7-a92f-873bc46940e5.jpg?1644382784)
着物と、男雛。
「雛結衣(ひなゆい)」の製作までの流れは、まず、ご相談を受け、(オンラインミーディング可能)。申し込みをいただいた後、着物を送ってもらう。2パターンのお雛さま提案(イラスト付き)を見て、決定したら製作を開始するというもの。
大切にしていた綺麗な着物が眠っているとか、我が子や孫への贈り物として使ってほしい特別な着物・生地がある方におすすめ。自分が持っていたものだからこそ愛着の湧くに違いない、唯一無二のお雛さまが誕生するのである。
思い出の着物が蘇るだけでなく、このような家族の物語がある特別なお雛さまは、毎年見るたびに思いが深くなり、末永く子どもを見守る存在として愛され続けることだろう。
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「つると」のお雛さまは殿と姫のみ購入可能。自由に組み合わせられる、様々なアイテムを提案してくれるので、形式にとらわれず、自分たちの好きなところに多様な飾り方で楽しんでほしい。