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炊飯廃棄米をビールにアップサイクルした「箔米ビール−白金−」が登場

炊飯廃棄米をビールにアップサイクルした「箔米ビール−白金−」が登場

炊飯廃棄米をビールにアップサイクルした「箔米ビール−白金−」が登場

食べられるのに廃棄されていた炊飯米を使った「箔米ビール−白金−」が、応援購入サイト「makuake」にて先行販売中だ。この原材料となる廃棄炊飯米はカレー屋である「ジパングカリーカフェ 」のFC店で廃棄される炊飯米を使用しており、日本で問題となっているフードロス問題にも貢献するアップサイクルビールだ。

廃棄されていた炊飯米がビールに。フードロス問題にも貢献
コロナ禍の飲食店の営業自粛などで増加するフードロス。廃棄食材の多くの割合を占める“炊飯米”に着目
現在、日本全体で年間646万トンを超えるフードロスが問題となっており、米を含む飲食事業者からのフードロスは357万トンにのぼる。
近年、コロナ禍による飲食店の営業自粛などで不安定な経営状態となりフードロスが増加。この廃棄食材のうち、多くの割合を占める“炊いたお米”に、ジパングフードリレーションズは着目。自社が運営する「ジパングカリーカフェ」のFC店の廃棄炊飯米を、シンガポール発の食品ロスをアップサイクルするフードテック企業、CRUST JAPANの技術提供協力を得て「箔米ビール−白金−」を完成させることに成功した。
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カレー店では必ず米のロスが出てしまう。それを「なんとかせなあかん」という想いは6年前からあったという。フードロス問題への高い意識が箔米ビールの開発へとつながった。リサイクルを超えた「アップサイクル」を実現するビールなのだ。
口に含むと、柑橘系のアロマが香る心地よい苦みと炭酸の抜け感が楽しめる。最後にはすっきりとした酸味と辛みが味わえる本格派。
SDGsが提唱する「持続可能な開発目標」の2(飢饉をゼロに)・12(つくる責任)・17(パートナーシップで目標を達成しよう)の達成に寄与本物のSDGsに取り組める、飲むだけでサステナブル社会貢献ができる。
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今後は、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの一環として、リサイクルを超えたアップサイクルに特化し、飲食店のつくる責任をキチンと果たし、日本中、いや、世界の食品ロスやフードロスを無くしていく為に貢献したいとしている。
箔米ビールは2022年1月26日から応援購入サイト〈makuake〉にて先行販売される。

【箔米ビール】2分34秒〈想い編〉ジパングカリーカフェ/フードロス

箔米ビール『白金』-SHIROGANE-
種類|発泡酒(日本の酒税法で米が入っていたら発泡酒に分類)
原材料|麦芽(イギリス産)米(国産)ホップ、 アロマ:柑橘系フローラル
内容量|330ml
製造元|上方ビール
ジパングフードリレーションズ
Tel. 050-7127-8695
writer
Equally beautiful編集部
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