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日本初!サステナブル・シーフード専門 BtoBサイト「Sustainable Seafood Catalog」オープン

日本初!サステナブル・シーフード専門 BtoBサイト「Sustainable Seafood Catalog」オープン

日本初!サステナブル・シーフード専門 BtoBサイト「Sustainable Seafood Catalog」オープン

世界の水産資源は乱獲などにより減少の一途をたどり、持続可能な水産業のあり方が問われている。そこで、株式会社シーフードレガシーは、サプライチェーン関係者のサステナブル・シーフードに特化した売買をサポートする、日本初のBtoB専用ウェブサイト「Sustainable Seafood Catalog」を開設した。

水産業・食品業界のサステナビリティを応援
「海の豊かさを守る」だけでなく、「つくる責任つかう責任」に貢献 
世界の漁業生産量は約1億7730万トン※1。しかし、乱獲などにより近年の天然水産物の生産量は頭打ちとなり、開発に余裕がある漁業資源の割合は1974年の90%から2017年には65.8%と減少し続けている※2。日本周辺の水産資源の状況をみても過剰漁獲状態にある魚種は約半数、豊富なものは2割にも至らない状況だ。※3
持続可能な水産物の調達の確保が喫緊の課題となっている今、この課題を解決するには適切な資源管理、環境への配慮、労働者の人権など社会面にも配慮した「サステナブル・シーフード」への切り替えが重要である。
SDGs推進の機運も後押しとなり、サステナブル・シーフードへの関心は高まりつつある。たとえば、海のエコラベルで知られるMSC(海洋管理協議会が2020年6月に発表した調査によると日本の消費者の3人に1人が、水産資源を守るためにサステナブル・シーフードを選びたいと回答した。※4
そこで、シーフードレガシー社では、企業が企業に向けて商品やサービスを提供する取引、BtoBサイトで、サステナブル・シーフードのみを紹介する、「Sustainable Seafood Catalog」(以下「サスシーカタログ」)を開設した。
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サスシーカタログでは、日本国内で調達可能なサステナブル・シーフード、または認証を取得できるレベルのサステナビリティを目指す漁業、養殖業による水産物のみを紹介。現在は15社から提供される約70商品を掲載しており、今後随時増やしていく予定だそう。
その特徴は主に3点。エビやサーモンなど商品ごとに紹介しているため、具体的な商品選びがすぐにできること。原産国、認証の種類、魚種、加工、取扱業者について、ニーズに合った商品があるかどうか検索ができること。各商品のページ下には「購入について問い合わせる」ボタンがあり、取扱業者にすぐに問い合わせができること。
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サステナブル・シーフードが集まったプラットフォームはこれまでに前例がなく、売り手と買い手に新たな商談の場を提供している。

実際に、商品提供側からは「個別にその都度案内していたのが、まとめてアピールできるのはとても有効なツールだと思う。また、こちらから提案したい企業様との1対1のマッチングや商談の場も設定してもらえるので新規顧客開拓の機能にも期待している」、利用者からは「サステナブルな商品の提案依頼が増えている中で、このようなカタログがあるととても助かる。まとめてくれていると探す手間が省けて時間の節約にもなるし、新しい取引先ともつながれるのでとてもいい」という声が上がっている。

消費者からしても海洋資源に配慮した食事を楽しむことに繋がるため、まさに三方よしの取組みと言えるだろう。
ローンチ間もないサービスだが、今後の発展に期待したい。
※1 FAO,2021
※2 FAO,『世界漁業・養殖業白書2020』
※3 国立研究開発法人水産研究・教育機構,「我が国周辺の水産資源の現状を知るために」
※4 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000059178.html
Sustainable Seafood Catalog
https://seafoodlegacy.com/catalogue/
writer
Equally beautiful編集部
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