こどもたちに楽しみながら環境保全の取り組みを
“プラゴミ”でできたウミガメを作ることで環境問題を学ぶ
近年、プラスチックストロー廃止やレジ袋の有料化など使い捨てプラスチック削減に向けや取り組みがすすんでいる一方で、年間800万トンものプラスチックごみが海に流れているなど、依然として地球環境や生物生態系に甚大な影響を与えている。
設立以来、19年間にわたり街や川、海でのごみ拾い活動を通じてこの問題に取り組んできたグリーンバードは、この度「これからの未来を生きる子どもたちが、前向きに楽しみながら、地球環境を考えるきっかけを作りたい」という想いのもと、協力各社とともに新たなアップサイクルプロジェクトを立ち上げた。
プラスチックごみから生まれたプラモデル「RePLAMO(リプラモ)」発売開始
プラモデルの第一弾はウミガメ。約50%の確率でウミガメが餌と間違えて食べてしまっているなど、人間の手によって多くのウミガメが苦しめられている。プラモデルの材料は、全国各地の街や海でのゴミ拾い活動で回収したプラスチックごみを洗浄して汚れを落とし、粉砕・成型・加工という行程を経たもの。その時々、拾ったプラスチックごみの種類によって色や柄が異なるのが特徴だ。
プラスチックごみから生まれたプラモデル「RePLAMO(リプラモ)」発売開始
また、9月11日から10月10日にかけて、の鹿児島県・吹上浜を皮切りに全国7箇所にて、子供対象のビーチクリーンイベントを実施した。海をキレイにするだけでなく、自らの手で拾ったごみがプラモデルに生まれ変わるまでの体験をしてもらうことで、楽しみながら環境問題について知ってもらった。
プラスチックごみから生まれたプラモデル「RePLAMO(リプラモ)」発売開始
今後の日本の将来を担っていく子供たちに、早い段階で環境問題の意識を芽生えさせていくことはとても大切だ。このプロジェクトが未来の海洋生物を守るきっかけとなることを願っている。