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廃棄されてしまう柿の摘果材からマスクを開発 鳥取発のサステナブル製品「kakikko」

廃棄されてしまう柿の摘果材からマスクを開発 鳥取発のサステナブル製品「kakikko」

廃棄されてしまう柿の摘果材からマスクを開発 鳥取発のサステナブル製品「kakikko」

柿渋染め繊維製品を手がけるビッググロウス株式会社は、自社ブランド「柿っ子ちゃん」をリニューアルした。合わせせて、新たに47CLUB(よんななクラブ)での販売も開始した。

柿渋の消臭・抗菌効果のある生地を使用した製品を47CLUB(よんななクラブ)でも販売開始
リモートワークを通じて事業拡大
ビッググロウス株式会社は、鳥取を拠点に柿渋オーガニックコットン染めのブランドを作りあげてきた会社だ。今回のブランドリニューアルでは慣れ親しまれてきたブランド名「柿っこちゃん」を英語表記の「kakikko」に変更。さらに、「The Sustainable Fabrics」がタグラインとして据えられている。
英語表記への変更には「地方から日本中、さらには世界中へ製品を届けたいという思いから。「The Sustainable Fabrics」は、地球に優しい製品を届けたいという思いから、つけられたものだという。
柿渋染め製品をさらに広めていくため、ビッググロウスでは柿渋染めのマスクを開発した。柿渋の消臭・抗菌作用に着目たこのマスクは綿から染める「トップ染め」により、肌にも優しく、長く着用していてもニオイが気になりにくい仕上がりになっている。
リブランディングや新商品開発の背景にあるのは、鳥取県外の人材活用。東京都のIT企業や、大阪府の広告会社、化粧品メーカーで研究職についていた人間を始めとした多様な人材と協業してきた成果なのだ。
新商品の開発だけでなく、販路の拡大にも取り組んでおり、その一環として「47CLUB」での取り扱いも開始した。「47CLUB」は、その名の通り47都道府県の名産物・特産品を取り扱うECサイトだ。今後は小売店を含め、さらなる販売拡大に向けて取り組んでいくという。
writer
Equally beautiful編集部
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