NEWS

コーヒーかすを発酵のチカラでアップサイクル!スイーツとドリンクとして販売

コーヒーかすを発酵のチカラでアップサイクル!スイーツとドリンクとして販売

コーヒーかすを発酵のチカラでアップサイクル!スイーツとドリンクとして販売

ソーイは、全世界規模でのゼロ・ウェイストへの転換とエシカルな消費への対応の解決策として、コーヒーをドリップした後に残る豆、いわゆるコーヒーかすを利用したアップサイクル製品をリリースした。

サーキュラエコノミー(循環型経済)の実現を目指して
ごみを出さないゼロ・ウェイストの完全循環型スイーツ&ドリンク
コーヒーかすは、ほとんどが廃棄され再利用が進んでいないのが現状だ。含水率が高いので廃棄でも再利用でも一旦乾燥するために莫大な熱量と大量のCO2を発生させてしまうからだ。そのため、再利用と完全消費と、乾燥工程を必要としない処理法の確立が求められていた。
ソーイは、設立時から40年近くに渡って発酵製品の開発を行っている技術提供会社。自然由来の微生物本来のチカラで、人に優しく環境にも優しい未来を目指し、最近では発酵研究の技術力を活かし、アップサイクル製品の開発を行っている。
ぞして、発酵のチカラで、通常破棄されていたコーヒーかすや賞味期限切れの豆を、製品化することでゼロ・ウェイストとし、乾燥工程なしでカーボンニュートラルを達成する処理法の確立に成功。
 (1781)
第一弾として、地元沼津のコーヒーショップ「Lilac Coffee Roaster」と連携してコーヒードリップ後にこれまでは大半が廃棄されていたコーヒーかすをアップサイクルしたスイーツ「COLEHA(コレハ)」と、改めてコーヒー飲料となる「NEO COFFEE (ネオコーヒー)として提供する画期的な取り組みを行った。
歴史的にコーヒー豆はドリップが出現した200年前まですべてが飲用されていた。SDGsの観点からも廃棄物としての考え方を改める必要性を感じて、今後「コーヒーかす」についてコーヒーという飲料の基という意味を込めて「コーヒーベース(COFFEE BASE)」と称することを提案。
 (1782)
コーヒーベースがCOLEHAやNEO COFFEEとして再利用されるだけではなく、ゼロ・ウェイストが達成されたことと、地元内で循環型社会(Circular Economy)が形成できたことは今後のサステイナブルな社会形成へ一石を投じている。
一方で、持続可能社会を作るゼロ・ウェイストプロジェクト「UP 0 TECH(アップゼロテック)」も始動。これは、食品を扱う企業等から排出される食品廃材を第二の食品素材として捉え、新たなる食品へ、または食品以外の化粧品などへアップサイクルし、ゼロ・ウェイストとするプロジェクトである。
 (1783)
日本全国で同じ志を持つパートナーと連携・協力のもと取り組み地域や商品販売経路、取り扱い商品の拡大も検討し、持続可能な社会に向け、広くは一般消費者とともにサーキュラエコノミー(循環型経済)の実現を目指した取り組みを進めていくとしている。
150年前の創業当時から受け継がれる発酵というDNAが、ごみを出すという発想からの脱却の原動力となったその成果と、持続可能な循環型社会の構築を目指すという取り組みに、今後も注目したい。
COLEHA
1. ZERO SUGAR (EARTHY-SOUR)     2. 10% SUGAR     3. 40% SUGAR    4. 60%SUGAR
自然環境が毎日移り変わるように、コーヒー豆の香りとともにCOLEHAは毎回の発酵ごとや製造ごとによって異なった風味や味わいを醸す。その変化をぜひお楽しみください。 
価格|800円 (税込)
NEO COFFEE  MOCA & COLEHA ネオコーヒーモカ&コレハ/NEO COFFEE LATTE ネオコーヒーラテ
COFFEE BASEに、ミルクとチョコレートを混ぜ、甘いながらも、コーヒーと麹を引き合わせた風味が残るドリンク。
販売店|Lilac Coffee Roaster (ライラック・コーヒー・ロースター)
    静岡県沼津市下河原町3-2
販売予定販路|スペシャリティー珈琲店、ECオンラインサイト 
writer
Equally beautiful編集部
  • facebook
  • twitter
  • line